財政の歴史分析  (ネットワーク2000分科会)
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スケジュール

3月 終了
日程:3月17日(金) 18時〜
場所:慶應三田キャンパス 研究棟地下一階B126
文献:赤石孝次 [2005]「日本型消費税政策の新政治経済学」日本財政学会編著『グローバル化と現代財政の課題 財政研究1巻』有斐閣。
報告者:五嶋陽子氏
当日レジュメ (1) (2)

4月
日程:4月21日(金) 18時〜
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟B126
文献:Junko, Kato [2003], Regressive Taxation and the Welfare State, Cambridge Univ.
報告者:安藤道人

5月
文献:新川敏光[2005]『日本型福祉レジームの発展と変容』ミネルヴァ。

6月以降
6月、7月は詳細未定。どちらか一方の月において、大島通義・井手英策(近刊) 『中央銀行の財政社会学』知泉書館。また、財政の計量経済分析を行った研究。

8月は、休み。9月以降は歴史的制度論などを予定。

管理・作成:ネットワーク2000(2004−2006)

分科会趣旨説明

本分科会は、財政社会学の論文のうち、歴史的かつ実証的な研究を取り上げ、それに対する批判、またその有効性を議論するために開かれます。本分科会は、財政社会学の「理論そのもの」を研究対象とするのではなく、理論を実証分析へ応用した研究を取り上げ、議論の素材とします。これは、財政学あるいは財政社会学を実証分析に応用した事例研究を多く取り上げることで、財政を歴史感覚をもって分析する基礎を体得するためでもあります。
新古典派など経済学の主流は、ワークショップ等の形で、理論の実証分析への応用を意識して議論を重ねています。一方、制度学派(特に財政学)が組織横断的にそのような機会を持つことは少なかったように思います。本分科会は、以上のような現状を踏まえ、財政学あるいは財政社会学を実証的なレベルまで高めることを目的としています。